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浜寺公園のバラ2

2011年5月15日

キャスリン・モーレ
(まちの景で)

クリックすると大きくなります。壁紙用にどうぞ(1024×768 185k)
  堺市浜寺公園のバラ園に出かけてきました。ぶらりと気軽に行けるところですが、250種6500株のバラが植えられ、花の見せ方・演出にも工夫が感じられます(2008年6月のアルバムでも紹介)。


「うらら」
(クリックで壁紙サイズ
に拡大。1024×768)

 公園の広い松林のつきあたり、まず目につくのは噴水のある中央花壇のバラ。濃いピンク色の「うらら」などが咲き乱れていました。

 さらに進むとバラ園に。最初は洋風の庭園で「まちの景」と名付けられたゾーンになっています。
 色々な品種の写真を撮るには、最適の場所。
 華やかな色と香りをじっくり観賞していくと、ここだけでもけっこう時間がたってしまいます。

ジュビレ・ド・プリンス・ドゥ・モナコ
いつ見ても美しいバラです

アンジェラ
「まちの景」おなじみのつるバラ

 今年は開園20周年記念として、日本のボタニカル・アートの草分け、二口善雄氏のバラの植物画や、サントリーが開発した話題のブルーローズ「アプローズ」も展示されていました。

バラの植物画
「レディー・ダンカン」

ブルーローズ
「アプローズ」

 そして左手の方へ行くと和風の「ばら庭園」が広がっています。

 「ばら庭園」の中には「湖沼・水路の景」「里の景」「山間の景」「山の景」「海辺の景」という5つのゾーンがありますが、なかでも日本の原風景といえる「里の景」から「山間の景」にかけての風景が見もの。
 棚田風のバラの植え込みのそばを小川が流れ、水車小屋や古民家風の休憩所が点在しています。休憩所にはお茶席も設けられていました。
 ただ、咲き具合は「まちの景」に比べると少し遅めのようでした。

里の景・山間の景

スイレンの池とノイバラ
(湖沼・水路の景)

 ノイバラなど、日本の自生種が多いのもこのバラ園の特徴。希少になりつつある野生のバラの保存・育成に力を入れているということです。

 浜寺公園のバラ(クリックすると拡大します)
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 この日は公園内で「浜寺ローズカーニバル」がありました。
 地元の商店街や自治会などでつくる「浜寺公園振興協議会」のイベント。今年は34回目で、飲み物や衣料品を売る模擬店がずらりと並び、ステージではカラオケなどの歌や演奏、植木市も。

南米音楽の演奏

植木市
 南米音楽の演奏がよかったですね。好天の日曜日、人出もすごかったです。
   

浜寺あれこれ

 浜寺地区では南海本線浜寺公園駅前の区画整理が本格化、空き地が目立ってきました。
 名物「松露だんご」の福栄堂も立ち退きになるそうです。ただ区画整理後の場所に店を移して営業は続けるとのこと。

福栄堂

松露だんご


浜寺公園駅
 これに関連する南海本線の高架化(2018年3月完成予定)で、浜寺公園駅も様変わりしそうです。
 国内で現役最古級の木造駅舎については、保存運動が実り、高架駅のエントランスなどとして保存・活用されることが決まっています。
   

参考サイト
 浜寺公園(財団法人 大阪府公園協会)
 福栄堂


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