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新薬師寺の萩 2007年9月16日 |
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新薬師寺本堂前の萩 |
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残暑が厳しい中、奈良の春日大社の南にある新薬師寺の萩を見てきました。 天平時代に創建された古寺。当時は大きな規模だったようですが、今はひっそりと侘びた風情です。
雨がぱらついたかと思うと、夏のような日差しが照りつけたり、変りやすい天気の日でした。簡素な本堂の周りに植えられた萩の花も、そのたびに表情を変えます。 ひんやりした本堂に入ると別世界。本尊の薬師如来座像、周りに並ぶ十二神将に圧倒されます。どれも国宝の貴重な仏像です。 とくに怒髪天をつく表情の「バサラ大将」は有名。 堂内のビデオでは、建立当時の像が極彩色だったことを最新の調査をもとに解説していました。 本堂東側の壁面にはステンドグラス「瑠璃光」がはめこまれ、ここだけはヨーロッパの教会のような雰囲気。2002年秋に「東方浄瑠璃世界の光を取り入れる」という意味で設けられました。 日本のお寺には珍しく、きれいなので撮影したかったのですが、堂内は撮影禁止でした。
新薬師寺の「新」はあたらしい寺の意味ではなく「あらたかな」という意味で、聖武天皇の眼病祈願のため、光明皇后によって建立されたとのことです。でも、薬師寺の後に建てられた新しい寺、と思っている人が多いのでは…。私もそうでしたが。 ほっとする静かなお寺でした。 新薬師寺の近くには、同じように萩の名所で知られる白豪寺もあります。次の機会に訪ねてみたいと思います。 ●参考サイト 新薬師寺公式HP K'sPLAZA(近鉄電車) 花だより 奈良市観光情報センター |
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