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嵯峨野・嵐山の紅葉

2004年11月29日
京都・嵐山


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  秋も深まった紅葉の京都・嵯峨野。常寂光寺から、周辺の"穴場"を巡り、嵐山まで歩きました。

 茅ぶき屋根が趣きのある、常寂光寺の仁王門では、もう、黄色に色付いた葉が散り始めるころ。風に舞いながら、日を浴びて金箔のように光ります。

常寂光寺多宝塔
 参道の上では、真っ赤に色づいた木々が多宝塔をバックに映え、散りモミジが味わい深い広い庭園をゆっくり観賞。さすがに嵯峨野で一番の紅葉名所といわれるだけの値打ちはあります。
 日蓮宗のお寺で、多宝塔は江戸時代初め、京の町衆が献上したものとか。


落柿舎の嵯峨菊
 俳人・去来の落柿舎は、小倉山を望む田んぼの前。高校生のころに来た記憶があるのですが、そのころと少しも変わっていないように思います。嵯峨野らしいのどかな風景が好きです。
 門の脇にポツンと一個だけ柿の実が残っていて、いかにも「晩秋」。庭に嵯峨菊も咲いていました。

湯豆腐定食
竹細工の店

 竹林沿いを散策し、お昼は二尊院前の湯豆腐店で。
 一帯には竹細工や陶器などを売る店がありました。

 二尊院は、釈迦如来と阿弥陀如来の「二尊」を祀る珍しいお寺。
 「紅葉の馬場」と呼ばれる参道のモミジがみごとで、勅使門(唐門)あたりも鮮やかな彩りでした。

 このあと、ちょうど一般公開中の厭離庵(えんりあん)へ。ふだんは非公開で、今年は10/30から11/30までの公開。路地の奥にある、外からは分からない小さなお寺です。

厭離庵

 門をくぐると、鮮やかなモミジが苔の庭いっぱいに枝を広げ、あたりが文字通り紅に染まっています。

 今は尼寺ですが、もとは藤原定家が小倉百人一首を編さんした山荘の跡といわれ、屏風、掛け軸、百人一首かるたを展示する「王朝アート展」が開かれていました。

 次の隠れ名所、宝筐院(ほうきょういん)はすぐ近く。もっとも、テレビなどで紹介されて有名になり、かなりの人出でした。写真撮影については、庭が荒れるため三脚、一脚、大判カメラの使用が禁止になっています。
 楠木正行、足利義詮の菩提寺。庭のモミジは紅と橙、黄色が混じり、微妙な彩りが織りなす様子がなんともいえず美しいたたずまいでした。


渡月橋
 さて嵯峨野へ来て、天下の名勝・嵐山を見ずに帰るわけにはいきません。大変な人ごみを抜けて渡月橋まで来ると、そろそろ短い秋の日が傾きかける頃。
 土産を買う人、ボートや屋形船で川遊びをする人たち、人力車の客引き。いつもながらのにぎわいでした。

参考サイト
 嵐山・嵯峨野散策ガイド (「京都じっくり観光」のページ)
 宝筐院
 京都府観光情報
 京都市観光協会

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