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光悦寺の薄紅葉 ・しょうざん 2004年10月11日 |
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光悦寺 |
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秋の連休に、紅葉の季節にはまだ早い京都・洛北へ。光悦寺では、緑から朱へ色づき始めた薄紅葉がちらほら。着物の柄のような優しい色合いでした。 光悦寺は安土桃山・江戸初期の芸術家、本阿弥光悦が一族と住んだところ。茶室がいくつもあり、侘びた風情を楽しめる静かなお寺です。
庭先からは鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)と呼ばれる山々が見えます。すがすがしい眺めです。 割り竹を斜めに組んだ「光悦垣」が、ゆるくカーブして茶室「大虚庵」を囲んでいました。 光悦が考案したとされるこの様式の垣、縦横に組むことが多い竹垣の中で、斜めの線が目立つ独特なデザインです。
光悦寺を出て、近くのそば屋「光悦茶家」あたりから、坂道を下り、紙屋川に沿って南の「しょうざん光悦芸術村」まで。ここは散策のおすすめコースです。 北山杉が並ぶ、昼なお暗い道に、渓流がとどろいています。ひんやり湿り気を帯びた空気は、京の街中にいることを忘れさせ、山里で森林浴をしているような気分です。 「しょうざん光悦芸術村」は着物の「しょうざん」が所有する広大な複合レジャー施設。染織ギャラリー、和洋中の料亭・レストラン、結婚式場、ボウリング場などがあります。 なかでも日本庭園が見もの。苔におおわれた北山杉(台杉)の林がみごとでした。
台杉は一本の親杉に手を加え、何本もの垂木(たるき)が取れるようにしたもの。和風の庭に植えると上品な趣きがあります。 わが家にも、父が植えた細い台杉が一本。手入れが悪くて今にも枯れそうですが…。 それとは比べものにならない、風格を感じさせる台杉ばかり。その数3000本。すべて北山から移植され、350年から500年の歴史を持つとか。
緑いっぱいの園内には「迎賓館」など建物が散在しています。シュウメイギク(秋明菊)やキキョウが咲いていました。 梅や紅葉でも名所の庭園。ゆっくりくつろげる所です。 庭を見たあと、染織工芸館で京土産を買いました。店内は広くて、着物、織物製品、和風の日用品、陶器、漬物まで、かなりの品数があります。 ●参考サイト 光悦寺(Web-Town京都のページ) しょうざんホームページ ●近くの名所 源光庵 常照寺 |
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