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法起寺のコスモス 2011年10月8日
法起寺の三重塔とコスモス
クリックすると大きくなります。壁紙用にどうぞ（1024×768　213ｋ）

奈良・斑鳩の里に咲き乱れるコスモスと法起寺の三重塔。 　全国に数あるコスモスの名所のなかでも特に人気があり、首都圏から訪れる観光客も多いそうです。 秋本番の斑鳩の里 （クリックでワイド壁紙 サイズに　1920×1080） 　斑鳩町では２０年ほど前から、法隆寺や法起寺などの歴史的な景観と田園風景を守るため、農家の協力を得て、休耕田でコスモスの栽培をしてきたとのこと。 　今では斑鳩の秋の風物詩として、すっかり有名になりました。 法起寺三重塔 　この景色のポイントになっている三重塔ですが、建てられたのは法隆寺より少しあと、飛鳥時代の７０６年とされています。 　その後再三修復が行われ、１３００年以上の風雪に耐えて来ました。 　国宝に指定されているのも当然かもしれません。塔の形がとてもきれいです。 　周辺のコスモスはまだ３分咲き。満開は１０月中旬以降のようです。 　抜けるような青空のもと、周りの田んぼでは金色の稲穂の波が広がり、ちょうど刈り取りも始まっていて、秋らしい爽やかな風景でした。 　法起寺に入ってみると、境内にもコスモスが咲いていて、こちらのほうは満開。 　ＪＲ法隆寺駅から乗ってきたレンタサイクルを止め、三重塔と花をながめながら、しばし弁当の時間。のんびりした大和路の旅はいいですね。 中宮寺 法隆寺 夢殿 　法起寺は聖徳太子の宮殿「岡本宮（おかもとのみや）」を太子の薨去後に寺に改めたものといわれ、法隆寺とともに世界文化遺産になっています。 　このあと、せっかく斑鳩に来たからにはと、中宮寺の美しい菩薩半跏像、法隆寺・夢殿など名所旧跡を改めて見てきました。 　見逃したのが法輪寺。再建された飛鳥様式の三重塔があり、斑鳩観光の名所の一つです。 　また法隆寺に近い藤ノ木古墳周辺もコスモスの美しいスポットになっているそうです。 ●参考サイト 　法起寺 　斑鳩町 　法隆寺iセンター

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