TOP SLIDESHOW WALLPAPER MY GARDEN PROFILE LINK | |
京都・桜めぐり 2005年4月12〜14日 |
|
平安神宮の 紅枝垂れ桜 |
|
クリックすると大きくなります。壁紙用にどうぞ(1024×768 245k) |
2005年の桜は、例年より開花が遅れ、咲き出すと一気に満開になって散ってしまったような気がします。
谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する、平安神宮の紅枝垂れ桜。神苑に入る前から、屋根の上にピンクの雲のような花の盛り上がりが見えます。 中に一歩踏み入れると、たわわな花をつけた枝が広がってあたりを覆いつくし、見事です。 「細雪」で 『あの、神門をはいって大極殿を正面に見、西の廻廊から神苑に第一歩を踏み入れた所にある数株の紅枝垂、----海外にまでその美を謳われているという名木の桜が、今年はどんな風であろうか、もうおそくはないであろうかと気を揉みながら、毎年廻廊の門をくぐるまではあやしく胸をときめかすのであるが、今年も同じような思いで門をくぐった彼女たちは、たちまち夕空にひろがっている紅の雲を仰ぎ見ると、皆が一様に、
とあるところです。「あー」 と、感嘆の声を放った。…』 藤棚のように竹で支えられた桜の枝が、こぼれんばかりに垂れる下をくぐり、池をいくつか巡ると東神苑に出ます。
平安神宮には別の日にも来て、このときは雨でした。しっとり濡れた花はそれなりに情緒たっぷり。 同じ雨の日には、哲学の道も散策。疏水沿いの「関雪桜」と呼ばれる桜の花びらがさかんに散っていました。
京都を撮り続けている写真家・土村清治さんによると、哲学の道の桜は雨の日の方が似合うそうです。 道沿いには和風の小物を扱う店や、和菓子の「叶匠壽庵」、飲食店がいくつか。 このほか遅咲きの桜がある二条城へも行ってきました。
修学旅行の生徒でいっぱい。あまりにもポピュラーなところですが、桜の品種が豊富。また今度、もう少し時間をかけて見てまわりたいですね。
●参考サイト 平安神宮 叶匠壽庵 よーじやカフェ 土村清治さんのHP 二条城 |
<< トップページへ戻る |
アルバムのトップページへ >> |