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福岡・花どんたく 2005年9月23日 |
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ハカタユリ |
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福岡市の人工島で開かれた「アイランド花どんたく」(全国都市緑化ふくおかフェア、9月9日〜11月20日)に行ってきました。 JR千早駅からシャトルバスで15分。大きな池のまわりに花畑「百景園」が広がり、ペチュニア、ケイトウ、キバナコスモス、マリーゴールド、ガウラなどが花盛り。水辺・里山・田園などをテーマに、茂みのように植えてあります。それほど派手ではないけれど自然な感じです。
さっそくメインのテーマ館「ぐりんぐりん」へ。屋上に庭園や路を設けたユニークな建物です。 第一展示室では、エミール・ガレ展(会期前半)が開かれていました。ガラス工芸品を飾る耽美的な花のモチーフ。 アール・ヌーボーの作品の数々に魅せられました。 第二展示室は、福岡市の姉妹都市、マレーシア・イポー市のランを使った展示や、バラの花など。
第三展示室には「幻のユリ」といわれるハカタユリがありました。 鎌倉時代に中国から博多に渡来したユリで、ウイルスに弱く、今や国内では絶滅に近い状態。 今回、九州大学を中心にプロジェクトチームを作り、国内や韓国、中国から入手した貴重な球根を育て、普通6、7月に咲くところを開花調節で遅らせて、展示にこぎつけたそうです。 温度管理したガラスの箱の中で咲く姿は「これ、テッポウユリじゃないの」と思うほどそっくりですが、咲き始めは黄色で、花が開くにつれて白くなるのが特徴。花粉は茶色(テッポウユリは黄色)、葉の形も少し違います。
同じ館の特別展示室には、サントリーが最先端のバイオ技術を使い、世界で初めて開発に成功した「青いバラ」が。 昼ごろには一時間待ちの行列になっていました。 淡い紫がかった青色で、いままでにはない爽やかな印象のバラ。贈り物のほか何にでも使えそうです。 撮影禁止だったのが残念。詳しくはサントリーのページをご覧ください。
会場にはこのほかアジアンフードの店、「癒しの庭」、「環境共生館」、「観光物産館」、イベント広場などがあります。 福岡市はこの催しを、新しい街作り(アイランドシティ)のきっかけにしたいようで、盛んにPRしていました。
ホテルに帰ると、中洲の夜景がキラキラ。ネオンに誘われて、博多名物・屋台のラーメンを食べてきました。コクがあって、うわさ通り美味でした。 ●参考サイト アイランド花どんたく 青いバラ(サントリーのHP) 福岡市HP アイランドシティ(福岡市HP) |
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