高雄山神護寺
平安時代初期、弘法大師・空海を初代として続いてきた名刹。20万平方メートルの広大な山内は木々におおわれ、金堂、大師堂、多宝塔など大小の堂宇が並んでいます。 清滝川から続く急な石段は、何百段あるのか、一気に上ろうとすると、かなりきつい。 途中に茶屋が3軒ほどあり、この一つでひと休み。「紅葉うどん」を注文。モミジの形をした麩が入っているだけですが、歩き疲れた体には格別。
茶屋からの眺めもよく、木々の緑や紅葉に心が染まり癒されていきます。 楼門をくぐって神護寺に入ると、境内は紅や黄色の輝きであふれていました。 金堂への石段両側の紅葉が特に見もので、この石段の上から五大堂、毘沙門堂を見おろす辺りが撮影には絶好です。 時間がなくて行かなかったのですが、地蔵院から錦雲峡への「かわらけ投げ」は名物。機会があればまた…。 ふもとに下りると夕闇が迫るなか、清滝川沿いに並ぶ食事処に点々と明かりが灯り、旅情を誘っていました。 真言宗別格本山 高雄山神護寺 交通 JR京都駅からJRバスで約50分。 紅葉シーズンには臨時便が出る。 |
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