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長谷寺のボタン
室生寺のシャクナゲ


2004年5月5日
長谷寺のボタン


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  奈良・長谷寺のボタンと室生寺のシャクナゲは同じ頃に見ごろになり、場所も近鉄電車で2駅の近さ。一日に両方の花を楽しむことができます。

 今回は少し時期が遅くて、正直言って空振り。でも「新緑の中を歩くだけでも気持ちいい。花も少しはあるし」と思って、GWの一日を過ごしてきました。

 長谷寺は「ぼたん祭り」(4月17日〜5月9日)の期間中。仁王門から本堂へ続く399段の登廊の両側には、ボタンの鉢植えがずらりと並んでいます。

長谷寺登廊
(クリックで拡大)

 千社札がそこかしこに貼られた風格のある登廊に、深紅、ピンク、白、紫など鮮やかな大輪の花。なかなか良い風情です。
 
 しかし境内に点在するボタン園では、先日の強い雨のせいもあり、ほとんど花が散ってしまったようでした。
 本坊の前で、色とりどりに咲いていたので近づいてみると、これも鉢植えでした。

 唐からの献木を植え継いだ約150種、7000株のボタン。「東洋一」といわれる本当の花の盛りを見てみたいものです。若いお坊さんによると、開花は年によって変動があり「いやあ、一週間も咲いていないですよ」と。
 いい時期に出会うのは難しいようです。

              ◇

 一方、室生寺に来てみると、お目当てのシャクナゲは、ほとんど影も形もありません。ところが、台風で損傷後に修復された五重塔の前で、まるで奇蹟のように、一株がしとやかに美しく咲いていました。

室生寺五重塔
(クリックで拡大)
 観光客が順番を待ちながら花を背景に記念写真を撮っていました。

 シャクナゲは繊細。わが家では何回も、場所を変えて植えたのに、夏の日照りと冬の乾燥で、全部だめでした。
 涼しさと湿り気を好む花です。深山幽谷の中でこそ咲き誇る、手の届きがたい花---のイメージ。

 そのシャクナゲを少しでも見られたのでいいと思って、あとは鬱蒼とした杉林の緑また緑、急勾配の石段を奥の院まで登り、下り…。修験者のような気分になって、そして半ばふらつきながら下界に帰ってきました。
 女人高野は、決してなまやさしい山ではありません。


長谷寺のHP
室生寺のHP


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